関屋記念 回顧(2024.8.11)

重賞回顧

関屋記念 芝1600m良(内前)

1着トゥードジボン
 楽逃げ、Sペース、得意の硬い路盤に高速馬場と、全ての馬場展開がこの馬に向いた。ジュンブロッサムが出遅れたこと、ラインベックとサクラトゥジュールが後ろについたことがこの馬に追い風すぎた。好位先行から負かしに来る馬がおらず、また、後ろの2頭が伸びずに垂れてくれたので、その後ろの馬たちも追い出し遅れ、直線でも最後の最後まで余力残せた。時計も非常に遅く、かなりの楽勝だったと思う。着順着差ほど評価はできないが、能力あってのものと思うし、今後も馬場展開向く時に狙いたい。

2着ディオ
 直線で若干外に出すロスあるが、ほぼスムーズ。馬場展開向いてのもので、着順ほどの評価は微妙。今後も狙い時難しい。

3着ジュンブロッサム
 痛恨過ぎる出遅れ。Sペース後方で、内前を4角かなり外に出しての直線。1番強い競馬をしたのは間違いなくこの馬。今後も間違いなく期待の一頭。

4着ロジリオン
 スタートあまり良くなく。ここでもう一列前取れていたら少し変わったと思う。直線では前壁でかなり追い出し遅れ、外出して開いてから伸びてる。スムーズなら馬券内あった。決め手には欠ける印者だがいつもそれなりに能力を発揮する優等生タイプで、またチャンスあると思う。まだまだ成長あると思うし、今後も期待。

5着プレサージュリフト
 良い位置で運んで後は伸びるだけだったが伸び切れず。レース後に怪我の情報もあり、その影響もあったと思う。無事を祈りたい。

6着サンライズロナウド
 末脚驚いた。追い出してからの反応もとても良かった。臨戦過程や調教を見ても間違いなくメイチではなかったと思うし、それらを含めて考えると今回1番強かったのはこの馬かも。次走状態上げてくると思うし、非常に期待。

7着ラインベック
 楽に番手を取り、得意の新潟硬い馬場で馬場展開向き、これ以上ない状況での7着。着順着差以上に差はあると思うし、今後重賞レベルでは少し厳しい印象。

8着アスクコンナモンダ
 後方から馬場展開向かずだが、終始ロスなくスムーズ。最後も伸びてはいるが、上位勢とは差がある印象。

9着ディスペランツァ
 後方から馬場展開向かずだが、終始ロスなくスムーズ。最後も伸びてはいるが、いつもの勢いはなく。左回り良くないかもとコメントあるが、前走見る限りそんな事もないと思う。ここまで負ける敗因ははっきりとは不明だが、高速馬場に対応厳しかったかも。もっと能力ある馬と思うので、馬場展開向く時に改めて。次走時、敗因についてまたなにかコメント等ないかチェック。

10着メイショウシンタケ
 後方から馬場展開合わずだがスムーズな競馬で伸びきれず。ここでは少し足りなかった印象。

11着オニャンコポン
 ゲートのタイミング合わず痛恨の出遅れからの挟まれ先行できず。外枠から終始外回しのロスもあり。馬場展開も合わずだが、やはり前で運ぶ競馬が合ってると思うし、今回は度外視可能。もう一度1600〜1800で期待したい。

12着タイムトゥヘヴン
 若干仕上げ不足な部分もあったようだな、それでもここでは少し足りなかった印象。

13着サクラトゥジュール
 運んだ位置は抜群だったが、『道中でなかなか力みが取れなかったです。もう少しリラックスして運べれば良かったです。』とコメントあるように、序盤から直線向くまで折り合い少し欠いてる。馬場展開向いただけにここがスムーズならと残念。精神面の成長してほしいし、また次走も期待したい。

14着パラレルヴィジョン
 スタートも出てスムーズだったが、全く見せ場なく。ここまで負ける馬ではないと思うが、能力足りないのか精神的なものか。

15着ダディーズビビッド
 馬場展開向いてスムーズで伸びきれず。能力足りず。

16着コレペティトール
 終始スムーズで見せ場なく。3.4走前は非常に強かったと思うし、高速馬場が厳しかったのかも。適正舞台で改めて狙ってみたい。

17着グランデマーレ
 能力足りず。

18着ワールドウインズ
 能力足りず。

【不利まとめ】

『スタート不利』
ジュンブロッサム ロジリオン オニャンコポン

『馬場展開不利』
ジュンブロッサム サンライズロナウド ディスペランツァ オニャンコポン 

『直線不利』
ロジリオン 

『状態不利』
サンライズロナウド 

『高速馬場不利』
ディスペランツァ コレペティトール 

『折り合い不利』
サクラトゥジュール