マーメイドS(2024.6.16) 京都芝2000m良(外差し) 回顧
１着アリスヴェリテ
好スタートからテンの速さで外枠からでもなんなくハナへ。そこからは見事な逃走劇。軽ハンデとDコース変わりが味方したのはもちろんあるが、1000m58.3秒で川田騎手が差し切れずの逃げ切りは見事。今後定量戦になればどうかも、ここは人馬初の重賞制覇を称えたい。永島騎手は本当好感持てるし実力もあると思うので、今後も頑張ってほしい。
2着エーデルブルーメ
馬のリズムを大切に乗って4角では4番手なのは川田騎手さすがだと思う。これで差さなかったのは仕方ない。今後もG3くらいまでそれなりに安定して好走しそう。
3着ホールネス
最初のコーナーあたりで手綱引いて抑えて馬嫌がってる。そうしてる間に外からも来られて馬群の中に入り、道中動けず。展開や最後の脚を見ても位置が悪かったのは明らかと思う。あそこでもう少し積極的に位置取れていれば着順変わってたと思う。ハンデ戦のここは重賞狙い目と思えただけに少し残念。まだ馬は底を見せてないと思うし、今後に期待。
4着ファユエン
末脚凄すぎて驚いた。京都の下りを使うのも間違いなく向いてるのだと思う。私は前走で気付けなかったが、もしかしたら休養明けの2走前でかなり状態上がっていたのかも。2走前は落馬影響で完全度外視でバレなかったが、前走は荒れた内を最後方から突いてちゃんと伸びてる。私はこの時荒れ馬場適切があるくらいの判断くらいしかできませんでしたが、今回の結果を見ると単純に末脚の質がかなり高いだけなのかも。それだけに前走で気付いていた人にとっては今回の4着は痛恨。完全にバレた。今後は馬場展開に大きく左右される馬とは思うが、場合によってはかなり注意が必要と思う。今後に期待。
5着ラヴェル
1角あたりを見るとまだ折り合い若干課題ありそう。とりあえず今回は状態も追い切りも決して良いものではなかったと思うし、左回りの方が良いのもまだあると思う。その中で今回の5着はかなり可能性を感じるし、そろそろ穴を開けるタイミングな気がする。状態の良さと、できれば左回りが噛み合った時に狙いたい。
6着セントカメリア
脚質的にどうしても展開の助けが必要で、今回はあの位置からではどうしても厳しい。ハンデ含め、ここでは能力も一枚劣るか。
7着エリカヴィータ
上位勢とは切れ味で少し差がある感じ。頑張っているが、重賞では少し足りない印象。
８着マリネロ
好スタートだがテン速くなく。50㎏で先行できず差し脚光らず。能力足りず。
9着ピンハイ
最後の直線では内から唯一伸びてきてる。内枠でずっと馬場の悪い内を通らされたのも痛かった。枠や馬場次第で好走もあったと思う。まだどこかで好走しそう。
10着コスタボニータ
ゲート内うるさく痛恨過ぎる大出遅れ。からの躓もあり最後方。目残りの流れでこの位置はさすがに厳しい。それでも負け過ぎとは思うが、＋10㎏も適正ではないと思うし、今回は度外視レベルでも良いかも。能力はあると思うし、また万全の状態で改めて。
11着インザオベーション
好ローテのパールSで差のない3着でハンデも軽くここで期待したが凡走。好スタートから良い位置で運べたが、最後は伸びず。追走でけっこうしんどかったか。軽ハンデでこれでは、ここでは能力足りず。
12着ジューンオレンジ
内枠で馬群の中で力みあった。外枠の方が良いタイプそう。今回は終始馬場悪いところも通ってる。重賞ではどうかも、外枠からスムーズに馬場展開向けば好走もあるかも。
13着ミッキーゴージャス
ハンデ重い中で先行し、最後は脚上がった。元々そこまで前に行けるタイプでもなく、この馬にはしんどい競馬になったと思う。重賞勝ち馬でもあるし、G3までの定量戦くらいで自分のペースでやれれば。
14着ベリーヴィーナス
絶好枠からやりたい競馬はできたと思う。できたらハナ切って自分のペースが良いと思うので、またメンバー次第で楽に行けそうな時に改めて。
15着タガノパッション
『今日は気分が向かなかった。右にモタれて、本気で走っていない。』とコメントあるように、精神的なものが敗因なのかなと思う。ここまで負ける馬ではないと思う。
16着ゴールドエクリプス
『今日は気分が向かなかった。右にモタれて、本気で走っていない。』とコメントあり。もしかしたら2走前のアクシデントで気持ち的にだめなのかも。
【不利まとめ】
『位置取り不利』
ホールネス
『折り合い不利』
ラヴェル
『右回り不利』
ラヴェル
『枠不利』
ピンハイ ジューンオレンジ
『スタート不利』
コスタボニータ
『精神面不利』
タガノパッション ゴールドエクリプス
