函館記念(2024.7.14) 函館芝2000m良(内前) 回顧
1着ホウオウビスケッツ
2角過ぎまで手綱も引いて掛かってる感じ。向こう正面では落ち着いてるように見える。前走の感じから200m延長は良くないと思ったし、今回も同じく折り合い欠いてる部分あるから良いとは思えないが、前走のデジャヴのような強さと勝ち方。体力はかなりありそう。洋芝適正が特に高いんだろうなと思ったのと、折り合い面成長したらもっと上のクラスや長い距離でも十分通用しそう。今後も期待大。
2着グランディア
馬混みの中の方が良いというこの馬の特性を活かした好騎乗だったと思う。コーナー4つの右回りも合ってるとコメントあり。もちろん内枠も良かった。今回はうまく抜け出せたが、今後そうはいかないリスクも常に付き纏う。能力はあると思うが、軸にはしにくい一頭かなと思う。
3着アウスヴァール
他の先行馬のスタートがスムーズでなく、単騎逃げできたのが良かった。ペースも抜群だったし、古川騎手好騎乗。今回はすべてが上手くいっての3着。今後も楽に単騎逃げできそうな時には注意。
4着サヴォーナ
スタート良くなく外からどんどん来られて閉じ込められ、先行できず。なかなか外出せず、やっと出せた時には既に埋められない差あった。4角も大外回しで厳しく。結果論だが、外出さずに内でじっとしていても結局前開いたので、そうしてたらまた結果は違ったと思う。スタートと馬場展開全てが向かず。その中で最後も伸びてるしハナ差4着なら悲観する事もなく、次走も期待できる。
5着プラチナトレジャー
終始スムーズ。サヴォーナと違い最後まで内でじっとして前も開いて、結局ロスなくスムーズにいけた。それを考えると上位とは差がある印象で、今後重賞ではどうかも、一定の能力は示したと思う。
6着チャックネイト
完全に騎乗ミスの部類に入ると思う。『マークする馬を間違えました。13番が垂れてきて行けなかったです。もう1列前の位置なら良かったです』とコメントあるように、3角手前まで順調に進めていたが、そこから13番と共にズルズルと後退。その間に外からどんどん追い越され、切り替えて外出した頃には既に遅く。状態も良かっただけに非常に残念。今回の結果は度外視可能で、能力ある馬だし、また次走も期待したい。
7着サンストックトン
追走厳しく位置取れず、さすがに後ろすぎた。終いの脚はあるが、もう少し流れに乗れるようにならないと少し厳しい印象。馬場展開の助けも必要で。
8着リカンカブール
『大阪杯と違ってスタンドから離れたところのスタートで落ち着きがありました。洋芝がマッチしなかった感じはあります。』とあり、やはり大きな舞台やスタート位置はこの馬にとって重要なのかも。洋芝もコメントあるからある程度そうなのだと思う。早々に手応えもなく、洋芝に加え斤量も多少こたえたのかも。中山金杯は強かったと思うし、また適正舞台で改めて。
9着マイネルクリソーラ
捲る競馬できず。洋芝は問題ないはずだし、レース前から出来が万全ではなさそうなコメント出てたのでその分かも。前走はマークミスと4角不利、今回は状態と一応言い訳はつくし、中山記念で強い競馬したのは間違いないので、また状態良い時に改めて狙いたい。
10着トップナイフ
返し馬から休み明け感あったとのコメントあり。手術効果でスタートは改善。次走は警戒したい。
11着アケルナルスター
前走のような捲る競馬を期待したが叶わず。距離延長が良い方に出るかと思ったがそうならず。内前が残る競馬で馬場は向かなかったが、能力も足りてなかった印象。
12着ハヤヤッコ
最後方大外回しで馬場展開全く向かず。年齢感じさせないほど元気一杯ということなので、また得意な馬場になればどこかで1発あるかも。
13着オニャンコポン
良い位置取れたし運びはとても良かった。シンプルに距離長かったと思う。適距離で改めて期待。
14着エミュー
能力足りず。大きく馬体増えてる等変化ないと今後も厳しそう。
15着エンパイアウエスト
追い切り足りてないのに馬体減。状態良くなかった。スタートも良くなく先行できず。また万全の状態の時に改めて。
16着デビットバローズ
大敗理由は不明。新潟大賞典の回顧でも触れたがまず2000mは長いと思う。内前取りたい馬で外枠も良くなく。しかしここまで負ける馬ではないと思うので、なにか理由があるのかまた情報を探りたい。
【不利まとめ】
『折り合い不利』
ホウオウビスケッツ
『スタート不利』
サヴォーナ エンパイアウエスト
『馬場不利』
サヴォーナ アケルナルスター ハヤヤッコ
『騎乗不利』
チャックネイト
『洋芝不利』
リカンカブール
『状態不利』
マイネルクリソーラ トップナイフ エンパイアウエスト
『距離不利』
オニャンコポン デビットバローズ
『枠不利』
デビットバローズ