中京記念 回顧(2024.7.21)

重賞回顧

中京記念 芝1800m良(内前)

1着アルナシーム
 内をロスなくスムーズに回り、4角直線ではスッと開いてる馬場の良いところに出した完璧騎乗。馬場状態もこの馬にはベストではなかったと思う中勝ち切った事は大きい。念願の初重賞制覇。

2着エピファニー
 勝ち馬の後ろに進路を取り、スムーズでロスのない回り。直線では勝ち馬より内に進路を取り馬場悪い分の差が出た。能力では負けてない。

3着エルトンバローズ
 スタート良くなく。『結果的に抜け出すのが速かったですね。失敗しました。』とコメントあるが、タイミング良くても上位2頭と逆転できたかどうかは際どい。馬場もベストではないと思うが、やはり道悪は良くないとはっきりしたし、荒れた良馬場はこなすとわかった。59kgもあったし、ベストな舞台で改めて。

4着ロングラン
 ロスない競馬した馬が上位を占める中、最後方から超大外回しで上がり最速の4着は評価できると思う。もう少し外差し寄りの馬場の時に改めて狙いたい。

5着ニホンピロキーフ
 Hペースで縦長の展開、枠もあって今回も前に壁は疲れず。追走も厳しかった。大外回しでロスもあり、馬場もベストではない。全体的にこの馬にとって厳しいレースだったと思うし、馬場展開向きそうな時に改めて。

6着ボーデン
 −8kgがかなり心配に思ったが、馬体は良く見えた。ペース速くて追走は厳しかったし、距離もベストよりは少し長いかも。それでも唯一内から伸びてきているし、一定の能力は示した。素質馬だけに、今後はまた馬体増やしてパワーアップすればもう一段階化ける可能性ある。状態面を見てまた狙いたい。

7着カテドラル
 得意な舞台の良い状態、4角良い手応えでこれではさすがにピークアウトか。

8着タガノパッション
 4角までの手応えかなり良さそうでも直線は伸びず。精神的なものかも。

9着ソレイユヴィータ
 やりたい競馬はできたと思う。しかし最軽量ハンデで全く伸びずでは、現状能力足りず。

10着アナゴサン
 良い位置で運べたが、4角から手応えなく。小回りでも1800m微妙に長いとコメントあり、それが全てと思う。また適距離で改めて。

11着ワールドリバイバル
 やりたい競馬はできたが、4角から手応えはなく。能力足りず。

12着セルバーグ
 パドックからイレ込み酷過ぎた。好スタートからハナ切れそうだったが内から相手引かずコーナーワークで番手、向正面で追い越してハナに立つかなりしんどい競馬。案の定超Hペースで撃沈。結果論だが、離れた番手で進んだらまた違ったと思う。イレ込みには今後も注意だが、メンバーから展開向きそうな時にまた狙いたい。

13着セオ
 超Hペースの影響受け全く伸びず。やはりコーナー4つも良くないとは思うが、今回はペースの問題が大きいのでまだ断定はできない。能力はあると思うし、また展開向きそうな時に改めて。

14着テーオーシリウス
 あそこまで競られたら仕方ない。それにしても下がるの早かったか。能力足りず。

【不利まとめ】

『馬場不利』
ロングラン ニホンピロキーフ 

『展開不利』
ニホンピロキーフ セルバーグ セオ テーオーシリウス 

『距離不利』
ボーデン アナゴサン 

『イレ込み不利』
セルバーグ 

『小回り不利』
セオ