京都新聞杯 回顧(2024.5.4)

重賞回顧

京都新聞杯(2024.5.4) 京都芝2200m良(内前) 回顧

1着ジューンテイク

 浮き上がるようなスタートから出していって先行。ウエストナウが斜行したところで同じように驚いているが、影響は少なく。内でじっくり脚をためてスムーズに回ってきた。直線も内で包まれることなくスムーズ追えた。それにしても差し脚は見事で、まだ余裕があった。メンバーレベルはあまり高くなく、ダービーではどうかも、ここでは能力上だったと思うし、今後も好走しそう。朝日杯FSの0.2差の4着があるが、そこでも長く良い脚を使っていた。この時もスタートは良くなく、1600は忙しかった。適正距離は中距離だろう。

2着ウエストナウ

 好スタートでハナへ。あの斜行はなんだったんでしょう。何に驚いたのか。その後掛かることもなくスムーズ。4角外から並ばれたところで沈むかと思ったがまた盛り返して伸びてきた。この辺のペース配分ノリさん本当上手いなぁと感心。最後まで頑張って伸びてるし本当に良い馬。初戦の時計は伊達ではなかった。今後も期待大。

3着ヴェローチェエラ

 浮き上がるようなスタートでかなりの出遅れ。それ以降はスムーズ。内前を外回しでやはり出遅れが響いた分の3着。

4着アドマイヤテラ

 スタート良くなく。3角手前で口向きが悪く、イヤイヤしている。矯正するために鞭を入れているが、ここで体力消耗と理想より早仕掛けになった印象。最後まで粘って走ってるし、スムーズならもう少しやれたか。

5着キープカルム

 好スタート。ヴェローチェエラをマークするような運び。3角手前でアドマイヤテラの動きにちょっと惑わされてる様に見える。内前を終始大外回しで枠に泣いた。外回しもあるが、最後の脚色的に少し長かった印象。

6着インザモーメント

 枠入りから嫌がり。斜行のトラブルを見て力んだ感じある。そこからちょっと折り合い欠くというか、リズム悪い感じ。4角でも捲ってきた馬に前入られ位置下り1頭分外回し。それまでも終始外回しで枠にも泣いた。能力全然出しきれてない、スムーズにいかない競馬だった。

7着タガノデュード

 スタート悪く最後方から。内目追走4角は大外回し。最後まで頑張って伸びてる。能力一枚劣ること、内前を大外回し、適正距離よりかなり長いことを考えると大健闘。能力は示したし、メンバーレベル落ちて適正舞台で改めて。

8着ギャンブルルーム

 終始内目をロスなく回ってあとは伸びるだけだが伸びず。距離も長かったかもだが、ここでは能力足りなかったか。

9着ライフセービング

 終始スムーズ。最後も頑張って伸びてきている。ここでは能力足りなかったが、今後期待。

10着ファーヴェント

 好スタートからの番手。ウエストナウ斜行の不利を思いっきり受けてかなり位置下がり、外目追走に。不利があったので一概には言えないが、いつぞやの動画でキーン校長が『京都合わない。下りが苦手。』とコメントしていた通り、下りで加速できているようには見えない。適正舞台、スムーズな競馬で改めて。

11着ハヤテノフクノスケ

 ウエストナウ斜行の影響受けかなりのブレーキ。コメントによるとその後力みあったようだが、見せ場なく沈んでいった。コメントや実績からも、タフでスタミナのいる馬場で改めて。

12着スカイサーベイ

 スタートで大きく躓き。能力足りず。

13着オールセインツ

 出遅れに加え隣馬ヨレてさらに下がる。能力足りず。

14着ベラジオボンド

 斜行の影響も受けず終始好位追走で全く伸びなかった。コメントによると馬群で気難しさを出し、間隔詰まったことで気持ち余裕なかったのかもとのこと。これからは小頭数や外枠が良いのかも。

15着プレリュードシチー

 斜行の影響受けるがまだスムーズに続けれた。4角からずるずる下がり終了。休み明けで装鞍所からテンション高かったとのことで、その影響もあるかも。それ以前に追い切りも微妙で、やはり体調不良から回復しきっていなかったのかも。

【不利まとめ】

『スタート不利』

ヴェローチェエラ 

『斜行』

ジューンテイク ウエストナウ インザモーメント ファーヴァント ハヤテノフクノスケ プレリュードシチー

『3角』

キープカルム アドマイヤテラ

『枠』

キープカルム インザモーメント