ジャパンカップ(2024.11.24)

重賞予想

【メモ】

ジャスティンパレス
24.6.23 休み明け感。馬場悪い内通らされ内枠厳しかった。道悪も良くない。
24.10.27 出遅れ。直線前壁右往左往。スムーズなら馬券内。

シュトルーヴェ
24.5.26 内前を外回し58.5kgで差し切り。かなり強い。
24.6.23 道悪適正はそれなりにあるかも。代打で馬体減もあり状態万全でなかった。

シンエンペラー
23.12.28 まだ馬幼い。
24.3.3 馬場悪いのは向かないか。
24.4.14 高速馬場の早い時計は苦手か。状態まだ完全でない。

スターズオンアース
右回り直線右にヨレがち左回りが良い。
22.5.22 2000から2400ベスト。

ソールオリエンス
24.2.25 開幕週内前有利を唯一後方から差してきたやはり力はある。24.6.23 直線狭くなり痛恨のブレーキ。スムーズなら頭際どい。

チェルヴィニア
24.4.7 直線強くぶつけられる不利そこからはやめてる。

ドウデュース
24.3.30 鬼詰まりで進路なし。開いたら伸びてるし脚余してた。勝てた。
24.6.23 終始横蓋で馬場の悪い内を通った。枠厳しかった。道悪はまだ未知。

ブローザホーン
パドック入れ込み注意。

【各馬診断】

オーギュストロダン
BCターフの時計、上がり3F、血統見ても日本の高速馬場対応できる可能性ある。大敗時の共通点として直前の長距離輸送があり、今回は1週前なのでその点クリアしてるはず。実績からも馬場対応できれば普通に好走あり得る。A.オブライエン×R.ムーアも本気の証。しかし、3歳時に引退宣言があったように早熟傾向。今年の内容から全盛期よりやや能力劣るか。

カラテ
さすがに厳しい。

ゴリアット
経験しているラップや時計面、実績あるコース適正を考えても当舞台は厳しいとは思うが、逆に言えば高速馬場未経験で未知とも言える。キングジョージの走破タイムは優秀で、過去同レースを好タイムで勝利しているポエッツワードが、日本馬も多く活躍するドバイSCで2着好走している実績もあり、一概にこの舞台に対応できないとは言えない。対応できない可能性は高いとは思うが、能力実績あるだけに怖さがある。欧州馬トップクラスは間違いない。

ジャスティンパレス
ここが本来の目標のはず。その中で前走スタート良くなく直線スムーズでない中伸びてきて改めて能力示した。舞台も全く問題ない。ダービー時とはもはや別馬で度外視可能と杉山師も言及。海外や道悪の宝塚で若干イメージ悪くなってるが、鞍上含め期待。

シュトルーヴェ
前走はレーン騎手のための強行出走感。状態良くなかった。それでいて荒れた内枠。初の関西輸送。初の右回り。苦手な道悪。それ以前の内容は素晴らしく、Sペース後方差し切りや荒れた良馬場でも高パフォーマンス。決め手もしっかりある馬で、能力足りるかどうかも、1発あってもおかしくない。

シンエンペラー
凱旋門は枠、馬場、展開と厳しく度外視可能。愛チャンピオンSでは8分仕上げでオーギュストロダンと差のない競馬。手前の関係から左回りの方が良いのは明白で、今回はベストな舞台。斤量の恩恵もあり侮れない。

スターズオンアース
ムラのない優秀な馬。牝馬クラシックでは負けた秋華賞も直線不利ありでめちゃくちゃ強い競馬。右にモタれる点が常に懸念されているが、それはいつものことでもはやあまり気にしなくては良いのでは。しかし今回は8ヵ月ぶりで調教後+14㎏明らかに太く感じる。ここを叩いて有馬というのも十分考えられる。能力実績はここでも間違いなくトップクラスだが。

ソールオリエンス
前走良馬場でも期待していたが凡走でレース後コメントでもやはり雨の方が良いとコメントあり。今回も良馬場でさらにメンバー強化のここでは厳しい。

ダノンベルーガ
今回は前回試したブリンカー外す。2000ベスト。パドック見てもわかるように右トモ不完全。能力ある馬だけに、ここに関して改善のコメントやパドックでの良化が見られれば一変の可能性あるかとは思うが、現状厳しい。

チェルヴィニア
高レベルと言われる3歳牝馬のトップ。ローテから見ても秋華賞よりこちらが本命なのは間違いないはず。元々は秋華賞凡走してもらってこちらで狙いたかったくらいだが仕方ない。状態上げてくると思うし能力は間違いなく通用するレベルで斤量の恩恵もある。

ドウデュース
天皇賞秋の疲れなし。状態は前走以上。3走前はどん詰まり。2走前は枠、馬場、舞台と全てが合わなかった。武豊騎手もこの馬を信じきれていなかったと反省のコメント。その気持ちが内を選んだ。前走見てもわかる通り今はもう違う。人馬一体となりこの馬の競馬をすれば、どんな展開でもぶち抜いてくる能力がある。ただ当日の気配、馬っけ注意。

ドゥレッツァ
かなり悩ましい1頭。菊花賞はとても強かった。現4歳馬でトップクラスは間違いない。前走は海外、2走前は骨折と言い訳はつくが、3走前の金鯱賞は相手プログノーシスとは言え少し負けすぎ感あり。海外帰ってからの成長力に期待。

ファンタスティックムーン
道悪の力のいる馬場のイメージがあるドイツ馬だがこの馬は良馬場で好成績。バーデン大賞を好タイムで勝利しており、過去同じように好タイムで同レースを勝利したピルサドスキーとランドはJCで勝利。全く無関係とは言えないかと。毎度大外一気の馬で外枠は良いし東京も向きそう。しかしそれでも日本の高速馬場とはほど遠く、今回海外馬3頭の中では軽視したい。

ブローザホーン
京都の適正が非常に高く、東京替わりがプラスになるとは思えない。道悪が良いのももちろんで今回は良馬場。能力実績あるがここでは軽視したい。

【印】

◎チェルヴィニア
〇ドウデュース
〇ジャスティンパレス
〇シンエンペラー
▲ゴリアット
▲シュトルーヴェ
▲オーギュストロダン
▲ドゥレッツァ
▲スターズオンアース

【見解】

◎はチェルヴィニア。ローテからも秋華賞前からここが大目標だったはず。状態面は前走より上がっており万全の態勢。今回Sペース濃厚で、軽斤量を活かして中枠から好位で運べそう。強い世代の牝馬チャンピオン、強い相手が揃ったがここでもやれるはず。
〇ドウデュースは文句なしで優勝候補。馬券から外すことはできない。状態面も天皇賞秋から1段上がっているようで文句なし。だが天皇賞秋よりメンバーレベルが上がるのは明らかで、Cコースもあり内外ほぼフラットの馬場、なにより先行馬不在で展開は向かなさそう。前走も展開不向きな中でぶち抜いてきたが、メンバーと馬場状態から今回は差し損ねも十分考えられる。オッズ妙味も含めて相手筆頭評価。
〇ジャスティンパレスもおそらく本来の目標はここ。その中で前走はスタート良くなく直線スムーズさ欠いてのあの内容はやはり強いものだった。この馬はとりあえずスタート。スタートさえ決まれば鞍上含めて好位で運べそう。能力は間違いないし、巻き返しに期待。
〇シンエンペラーはここはベストな舞台。確たる逃げ馬不在で軽斤量活かして、ハナはないと思うが先行して好位で運べそう。他馬がドウデュースを気にしている間に抜け出している可能性も考えられる。海外競馬の経験を積んで精神面での成長も伺えるようで、強い古馬との戦いとなるが、人気もあまりないので成長力に賭けたい。
▲ゴリアットは実績ある時計、ラップ、馬場からここが合うとは思えないが、結局は走ってみないとわからないところもある。能力は間違いなく欧州トップレベルで、人気もあまりないなら抑えておきたい。
▲シュトルーヴェはセン馬になってからの内容素晴らしく、末脚もかなりのもの。同型のドウデュースには及ばないが、展開一つで飛んできても不思議ではない。前走は全く状態も整っておらず、馬場もあった。それでオッズつくなら大穴として抑えておきたい。
▲オーギュストロダンは実績と血統から馬場に対応できる可能性高い。輸送も直前でない分状態も良い。実績は申し分ないが、やはり能力は全盛期よりは劣る印象。A.オブライエン×R.ムーアの相性も含めて抑えまで。
▲ドゥレッツァはおそらく今回逃げるはず。変に競りかけてくる馬もいないと思うので馬場展開は向きそう。適距離がまだはっきりしないが、東京2400がばっちり合う可能性もあると思う。人気もないし抑えておきたい。
▲スターズオンアースは能力実績共にここでは最上位の1頭と思うが、8ヵ月ぶり調教後510㎏(+14㎏)はどうしても重め残り感。目標hは有馬記念にある気がする。しかし切るわけにもいかない馬で抑えまで。