1着アスコリピチェーノ
開幕週を中団終始外回しで圧勝は強すぎる。完全にこの中では別格。完全に余裕勝ち。今後もマイル路線G1で大本命の一頭。
2着タイムトゥヘヴン
出遅れ最後方。馬場全く向かずでものすごい差し脚。良い差し脚があるのはわかっていたがまさかここまでとは。アスコリピチェーノが先行勢を早めに潰した展開の恩恵はかなりあったと思うが、それでもびっくり。今後も同じ結果が出せるとはあまり思えないが、メンバーや馬場展開次第では警戒が必要。
3着サンライズロナウド
前走とは真逆の先行策。調教過程も騎手も含めこの馬は計り知れない部分があるが、能力があることだけは確か。今回もアスコリピチェーノが先行勢を飲み込む厳しい展開の中唯一粘って伸びてきた。あまり周りの馬に左右されずいつでも自分の能力を発揮できるタイプなのかも。読み切れない部分は付き纏うが、今後も常に馬券からは外しにくい一頭。
4着セルバーグ
『スタートはあまり速くないのですが、先入観を持たずに出たなりで運んで4角まではいい感じでした。』とあり、このような馬でもこういう気持ちで騎乗できるのはさすがと思った。逃げる競馬を見たかったという気持ちはあるが、結果的には4着と好走しているし、このような戦法も合っていたのかも。今後どのように走ってくるかはわからないが、幅が広がったのは確か。
5着ジューンオレンジ
最後方から大外回しと馬場は向かなかったが、アスコリピチェーノの後ろをついてきてあとは伸びるだけと、展開の恩恵はあった。それでも直線では外のタイムトゥヘヴン、特に内のディオと激しく接触しており、強い気持ちを見せて走り抜けた。この馬の負けん気は評価できると思うし、ここで変わってきてもおかしくない。まだ4歳で成長途上、このレースを機にどう変わるか楽しみな一頭。
6着ディオ
内をロス無く回ってきたが4角から狭くなり接触。直線でも終始前壁で横馬と接触しながらも強引に進路探すが結局開かず。手応えはかなりある感じで、直線では終始追うことできず脚余し不完全燃焼。度外視可能で、次走はスムーズな競馬で期待したい。
7着ディスペランツァ
好スタートから好位追走できそうなところを2角でディオに前に入られてしまい位置下がる痛恨の不利。それでも比較的スムーズに4角から直線を終えたが伸びきれず。後方から差してきている馬が他にいるためかなり物足りない内容。1CやアーリントンCでのパフォーマンスはかなり高かったと思うし素質は十分かと思うが、馬体も大きいし、成長がイマイチ伴っていない印象。そこが伴えば一気に化ける可能性もある。今後も成長度合いを見極めながら買い時を狙いたい一頭。
8着カテドラル
2角で不利受けたディスペランツァの影響受け位置下がる。直線向いた時も少し狭くて嫌そうな素振り見せるがそこから最後まで頑張ってる。決して悪くはないが、重賞ではやはり少し厳しい印象。もう一発どこかで期待したいが、年齢もあるし、最後まで無事に走り切ってほしい。
9着同着キャットファイト
抜群のスタートからいかせるわけでもなくずるずると位置下がり、内で何もできず終了。先行して好位からの競馬がこの馬の競馬と思うが、それができた状況でこの内容と結果は非常に疑問。良さは全くでなかったし、不完全燃焼と思う。
9着同着オーキッドロマンス
かなり出していってハナへ。そこからすぐ抑えにはいってペースも悪くなかったそい、やりたい競馬はできたと思う。ただやはり距離は長そ。1400でハナ取る競馬が合ってると思うし、適正舞台で改めて。
11着エエヤン
やりたい競馬はできた。シンプルにこの馬には時計が速すぎたし、高速馬場が向かなかったのだと思う。理由はっきりしてるし、今回で人気落ちるようなら、また適正舞台の時にしっかり狙いたい。
12着ショウナンマグマ
能力も足りてないと思うが、マイルではペース速すぎて先行できない。時計もこの馬には速すぎる。1800.2000でペース落ち着きそうな時が狙い時と思うので、また適正舞台で改めて。
13着キタウイング
能力足りず。
14着エアファンディタ
能力足りず。
15着コラソンビート
折り合いを欠いていたようには見えないし、外枠からスムーズ先行もこの馬にとってはベストな展開。直線では確かに大きな不利があり、さすがに着順ほどではないと思うが、4角ですでに手応えなく。復調の兆しが見えない。
16着ドルチェモア
このまま終わってしまう馬なのか。どこかで復活を期待したい。
【不利まとめ】
『馬場不利』
アスコリピチェーノ タイムトゥヘヴン ジューンオレンジ ショウナンマグマ
『展開不利』
サンライズロナウド セルバーグ
『直線不利』
ディオ コラソンビート
『序盤不利』
ディスペランツァ カテドラル
『騎乗不利』
キャットファイト
『距離不利』
オーキッドロマンス ショウナンマグマ